Mezcalería Colibrí(メスカレリア コリブリ)はメキシコの農村で愛されて飲まれるそのままの味を届けるメスカル屋です。
スペイン語で情報を探しながらメスカルを楽しんでいたある日のこと
伝統的なつくり方を続ける生産者へのインタビューを収録したポッドキャスト「El corredor del néctar」をきっかけに
現在、流通しているメスカルの多くは農村の暮らしの中で伝統的に飲まれているメスカルの姿とは異なり
またメスカル文化を育ててきた人々が、メスカルの普及とともに本来得られるべきものを得られていない構造に気づいてしまいました。
自分の好きなものがねじれて伝わることや、それでより稼ぎを得る人が外の世界にいる別の人々であることに気持ち悪さを覚えて
勤めていた会社を辞めてメキシコの蒸溜所に向かうことに決めました。
オアハカ州Sola de Vegaの「Fanekantsini(ファネ カントシニ)」の蒸留所で実際に寝泊まりしながら共に働かせてもらい、
他にもメスカルを作るメキシコの数々の村々を渡り歩いた経験をもとに
まだ日本に届いていない伝統的な農村のメスカルを日本に輸入開始しました。
また各地でテイスティングセミナーなどのポップアップイベントを開催して、
本来的なメスカルの姿を伝える活動を行っています。
スペイン語で「メスカレリア」とはメスカルの専門店、「コリブリ」はハチドリを意味します。
メキシコでは、ハチドリはメスカルの原料アガベの花粉を運ぶ鳥であるだけでなく、
誰かがあなたに向けている愛や良い願いを運ぶとも言われる象徴的な鳥。
コリブリはメキシコの農村の人々の愛や誇りの詰まった素晴らしい味わいのメスカルを日本のみなさまにお届けし、
彼ら農村の人が本来得るべきものを日本から戻していき、世界をリスペクトのものでつなげていくことを目指しています。
